建設業許可の要件【概要】
2024年05月30日建設業許可申請には多くの書類が必要になりますが、そのほとんどが今回からの記事で解説する各種要件を満たしているかの確認のためのものです。
今回は許可要件の概要について解説していきます。
建設業許可の取得に必要な要件 |
建設業許可を取得するには、以下の要件を全て満たす必要があります。
○経営業務の管理責任者がいること
○営業所ごとに専任技術者がいること
○請負契約に関して不正又は不誠実な行為をするおそれがないこと
○請負契約を履行するに足りる財産的基礎があること
○欠格要件に該当しないこと
○建設業の営業を行う営業所を有していること
○適切な社会保険に加入していること
6や7のように一見して内容が分かるものもあれば、1や2のように字面だけではさっぱり分からないものまで、大きく7つの要件があります。
そして、申請する時には「要件を満たしています!!」と自分で申告するだけではダメで、さまざまな書類や証明書を提示・提出して、要件を満たしていることを証明する必要があります。
この「証明」というのが申請において一番ネックになるところで、「要件は満たしているのに証明書類が用意できなくて…」ということが往々にして発生します。
要件の詳細や証明書類については次回から1つずつ解説していきますが、弊所ではご依頼いただいた際には要件の説明と共にどのような書類を集めればよいのか、実際に集めていただいた書類が証明書類として使えるのか等、丁寧にご対応させていただきますので、許可取得を考えていらっしゃる方は、ぜひ弊所までご連絡ください!